お知らせ
2024年3月に予定している公演の出演オーデションを開催いたします。
【参加条件】
公演と概ねの稽古に参加できる18歳以上の方。
※所属先がある方は予め了承を得ておいてください。
「こういうイメージで求めている」というのは今回特にありません。
出たとこ勝負です。
【参加費】
無料
【日程】
2023年9月7日(木)~10日(日)
7日から9日まで
18時~/19時~/20時~
10日
14時~/15時~/16時~/17時~
【会場】
京王井の頭線の沿線のどこか
【内容】
基本的に日本のラジオ構成員との台本読み合わせになります。
時間は大体40分くらいで、1コマあたり最大3人くらいずつの参加となります。
*構成員の知り合いが参加する場合は、構成員一同、会ったことのない人かのようにふるまいますのでご了承ください。
【応募方法】
応募フォームに以下の事項を入力してください。
・お名前(芸名でOK)
・メールアドレス(info@razio.jpが届くもの)
・電話番号(緊急時につながるやつ)
・所属(劇団or事務所があれば)
・身長(センチメートル単位)
・直近で出演した公演(未経験なら無記入で大丈夫です)
・そのほか出演した公演(お気に入りの公演とか)
・日本のラジオで観たことある作品(イベントの短編作品や映像でも。ないならないで可)
・SNSアカウント(あれば)
・写真(バストアップ、全身、舞台写真の3枚1組がベスト、まあでも最低限顔がわかるの1枚でもいいです)
・参加可能日程(複数あるとありがたいです)
フォームの入力上手くいかない方は、info@razio.jpまで、件名をオーディション応募として上記の内容を送ってください。
入力したメールへ2日以内にinfo@razio.jpから返信いたします。
【応募締切】
8月13日午前8時
応募者多数の場合は恐縮ですが書類選考をいたします。
参加いただく日程及び書類選考の当落については8月14日までにご連絡いたします。
【当落通知】
オーデション実施後の当落についてはは9月12日を目途にご連絡いたします。
【公演概要】
日本のラジオ2024年春の本公演「タイトル未定」
*上演期間
2024年3月15日(金)~19日(火) 全9テージ予定
※14日午後から会場設営、夜場当たり、15日午後ゲネプロ
*会場
新宿眼科画廊スペース地下
https://www.gankagarou.com/
*公演内容概略
オカルト色、ホラー色の強い会話劇をやります。
ギミック(小道具)を用いた演出はあまりしない予定です。
*作・演出
屋代秀樹
*キャスト
安東信助、沈ゆうこ、日野あかり(以上、日本のラジオ)
オーデションにてさらに最大3名を選出予定です。
*稽古日程
世田谷区、杉並区近辺にて2月中旬より開始。
平日夜(18時半〜21時半)、土日昼(13時半〜16時半)もしくは夜(18時半〜21時半)。昼夜通し稽古は基本的になし。
週3~4回の合計12コマ程度予定。
*その他
稽古開始前にWEBプロモーション、パンフ掲載用のビジュアル撮影の予定。
*報酬
出演料として5万円(税込)。チケットノルマもチケットバックもないです。稽古場、会場への交通費も支給いたしません。
ご質問などありましたら、お問い合わせよりご連絡ください。
問も回答も自分で書いています。途中から作品の具体的な内容に言及しています。
※まだネタバレなし
Q.「〜にて」という作品群はどのような手法で書かれていますか?
A.「特定の場所を舞台とする」「登場人物は全員敬語で話す」「俳優の性別風采を問わない」がまず必須、なるべく守るのは「全員初対面」「相手の言ったことを否定しない」。
Q.なぜこんなものを書いているのですか?
A.参加している戯曲ゼミの課題にあった、“設定された場に人物を投入し、自動的に話がすすむ”という手法で書いている。その作法をはじめて書いたのは、池袋ポップアップ劇場で上演した「西友にて」(旧題「アオナ」また戻そうと思う)。
Q.冒頭がいつもおなじなのはなぜですか?
A.戯曲ゼミで学んだ「『雨だ』とセリフで言えば雨」「『ハイジャックだ!』と言って銃を構えればハイジャック」という演劇理論に基づいて、冒頭のセリフで必ず「ここは〇〇です」と言っている。「交番にて」が初出で、素舞台で上演する際、「ここが交番だってわかるかな……言えばいいか」で導入した。
Q.ディストピアなのかポストアポカリプスなのか、そもそもどういう違いがあると思ってますか?
A.ディストピアは「1984」みたいな、全体主義による管理社会をモチーフにした作品だと認識している。「区役所にて」は過重労働や手続き主義など、確かにそういう雰囲気はあるものの、管理の目的も合理性もない。どちからというと、秩序が崩壊した社会に流れでなんとなく生きている人々、という感じなので、どちらかというとポストアポカリプスに近い。ただ、決定的なアポカリプス(もしくは崩壊にいたる意思)があったわけでもない。今の日本とかそうでしょ。
※ここからネタバレあり
Q.各作品で、作者は気に入っているけど、伝わってないかもしれないってシーンはありますすか?
A.
「画廊にて」
オノマトペ(ぐぎぎ、ぐげげ、ぐごご)を言った時、全員必ず後ろを向く。文字が浮かび上がっているイメージ。
「投票所にて」
全体的にマイムがあやふや。(急に机が出てきて高すぎる、投票箱の位置や形が一定しない、旅人の持っていた投票用紙がなんとなく消滅する、など)これは「ちゃんとやらなくてよい」という演出の指示。
「区役所にて」
馬のいななきみたいな動きをした後の移動は実際は走っている。池袋ポップアップ劇場で再演した「市役所にて」でも同じ動きをしている。「市役所にて」と「区役所にて」は、“橋を土嚢で塞ぐ”という同じモチーフが使われており、姉妹作。
「阿佐ヶ谷にて」
未来人の遺伝子が変わっているという話で、「ゲロゲーロ」とその前にあった爬虫類型宇宙人を匂わせることを言う。これ、元の台本にはなくて、練習中にわざわざつけ加えたのだが、まったく受けなかった。カエルは爬虫類じゃなくて両生類だからだろうか。
Q.動きが珍妙な時があるのはなんなんですか?
A.おおむね俳優の自発を演出がふくらませてる(あるいは任せている)ことが多いが、「画廊にて」「阿佐ヶ谷にて」は俳優中心、「区役所にて」は演出中心、「投票所にて」は基本俳優中心で、立ち位置の移動に関しては演出で結構気を遣った記憶がある。
Q.お気に入りの動きはありますか?
A.俳優の自発か、演出の指示か問わず(記憶もない)、
「画廊にて」
芸術作品がここにあるかどうか考えている際、幽霊とインスタが交差して移動するのがコナンくんみたい。
「投票所にて」
選挙管理委員が会場の構造を余すことなく利用している。
「区役所にて」
区役所の職員が途中白目を剥いている。(「白目できますか?」って確認した記憶がある)
「阿佐ヶ谷にて」
時空警察が一切構わずバーチャルリアリティの話をしているのを、現代人がすごい嫌がっている。
Q.自分で書いといてなんですが、お気に入りのセリフはありますか?
「画廊にて」
インスタレーション「(作者について)親のようなものとは思ったことはありません。」
(なんの気持ちもこもってない)
「投票所にて」
候補者「とにかく承認欲求が強い、ひとかどの人間だと社会的に承認されたい、その一心で20年間努めております。」
(全作品中屈指の大声)
「区役所にて」
非区民「できれば来訪者も合わせて、ウィンウィンウィンの関係でやってほしいのですが。」
(語呂が良い)
「阿佐ヶ谷にて」
現代人「当たらずとも遠からずって言い回し、結局ハズレてるってことですけど、言われて悪い気はしません。」
(チョロさが滲み出ている)
Q.「投票所にて」だけ25分あるのはなぜですか?
A.最初のシーンでたっぷりやり過ぎているから。練習中はもっとムーディで収拾つかなくなってあの形に落ち着いた。
Q.動画を観て改めて気づいたことなどありますか?
A.覚せい剤ネタが多い。
※他にご質問あれば回答しますので、Twitterのリプや、質問箱でお問合せください。
2022年4月に上演した短編集「画廊にて 他3篇」を2023年1月9日までユーチューブで公開いたします。
ポストアポカリプス不条理コント、といった趣きと思われます。
1本約20~25分なので、年末年始のお暇つぶしにさっくりご覧ください。
「画廊にて」
出演:川上献心(劇団風情)、浦田すみれ、土橋銘菓
「投票所にて」
出演:浦田すみれ、安東信助(日本のラジオ)、小野カズマ
「区役所にて」
出演:安東信助(日本のラジオ)、土橋銘菓、沈ゆうこ(日本のラジオ)
「阿佐ヶ谷にて」
出演:小野カズマ、川上献心(劇団風情)、沈ゆうこ(日本のラジオ)
脚本・演出・編集:屋代秀樹
舞台美術:郡司龍彦
撮影:保坂萌
再生リスト
https://youtube.com/playlist?list=PLCOx8e62-J54GkjlMaRcB15TP60e0pT9x
団体・構成員のイベント参加、出演などが色々あってよくわかんなくなってきたので、こちらにまとめます。
年末のお忙しいところかと思いますが、お気に留めていただければ幸いです。
※日本のラジオ参加
11月7日(月)まで
劇団肋骨蜜柑同好会「田瓶奇譚集」
公演動画配信(短編「くるくるさん」で参加)
購入
https://rokkotsumikan.com/reserve/form?id=tagame-kitanshu-broadcast
※沈ゆうこ出演
11月9日(水)~13日(日)
露と枕 番外公演
連作短編集『#雨のかんむり』
シアター風姿花伝
予約
https://ticket.corich.jp/apply/196313/004/
詳細
https://tsuyu-makura.amebaownd.com/pages/1329398/next
※日本のラジオ参加(映像作品)
11月14日(月)まで
萩原朔太郎大全2022参加作品「ヨビゴエ」
動画配信(萩原朔太郎「青猫」「月に吠える」より)
無料公開
https://youtu.be/CWVvcnhLyS8
※安東信助出演
11月23日 (水・祝) ~12月11日 (日)
東京芸術祭2022 芸劇オータムセレクション
『守銭奴 ザ・マネー・クレイジー』
東京芸術劇場
詳細
https://www.geigeki.jp/performance/theater321/
※屋代秀樹脚本
12月11日(日)
しあわせ学級崩壊 解散公演
(短編作品「架空の生活」提供)
nagomix渋谷
予約(11月12日22時予約開始)
https://www.quartet-online.net/ticket/hype-19
※屋代秀樹出演
12月14日(水)~18日(日)
劇団「地蔵中毒」第16回公演
無教訓意味なし演劇vol.16
「つちふまず返却観音2022~テトラポッドの着払い~」
ザ・スズナリ
予約
イープラス https://eplus.jp/sf/word/0000102496
シバイエンジン https://shibai-engine.net/prism/webform.php?d=5ovejf0k
※日本のラジオ参加(映像作品)
12月17日(土)
馬込文士村空想演劇祭2022「作品上映&同時収録生ライブ」
(吉屋信子「花物語」より「花物語ごっこ」で参加)
大田文化の森
詳細
https://www.yamanote-j.org/performance/24327.html
※屋代秀樹脚本演出
12月24日(土)
劇場版100日後には彼女が出来るはず
『オイコラケンジ〜何しれっと帰ってきてんだよ(仮)〜』
(短編で参加)
中板橋 新生館スタジオ
予約
https://www.quartet-online.net/ticket/100kano?m=0vdihgi
以上、よろしくお願いいたします。